イギリスが次世代マニュファクチャリングハブを建設 http://users.ox.ac.uk/~pgrant/

イギリスが次世代マニュファクチャリングハブを建設する。

建設がスタートしたのはMAPPと呼ばれる施設で、最新のアディティブ・マニュファクチャリング技術の集積を目指す。MAPPはManufacture using Advanced Powder Processes(先端パウダープロセスを使ったマニュファクチャリング)の略。

同技術の普及により製造コスト、エネルギー消費、産業廃棄物の排出量を同時に削減する事が可能になるという。

施設の竣工イベントには各業界から150名の招待客が集まった。イベントでの挨拶で、施設ディレクターのイアイン・トッド氏がスピーチし、施設の目指すゴールとビジョンについて語った。

現在、パウダーベースのメタル3Dプリンティング技術の開発競争が世界的に繰り広げられていて、イギリスはやや遅れたポジションにいる。MAAPの開設と次世代パウダーベースのアディティブ・マニュファクチャリング技術の獲得により、遅れを取り戻したい狙いが背後にあるものと業界関係者は推察している。