コブラゴルフが世界初の「3Dプリントアイアンゴルフクラブ」の販売を開始

アメリカのゴルフクラブメーカーのコブラゴルフ(Cobra Golf)が、世界初の「3Dプリントアイアンゴルフクラブ」の販売を開始して話題になっている。「Limit3Dアイアン」と名付けられたアイアンゴルフクラブセットは、ラティス構造が特徴の軽量アイアンゴルフクラブで、レーザーパウダー・ベッドフュージョン(LPBF)メタル3Dプリンターで製造された。

「Limit3Dアイアン」は販売開始当初500セット用意されたものの、販売開始直後から注文が殺到し、これまでに500セットすべて売り切ったとしている。

コブラゴルフは3Dプリンターで製造した「3Dプリントゴルフクラブ」のラインアップを強化し、今年2025年3月からは新たに「3Dツアーアイアン」の販売を開始する。「3Dツアーアイアン」の販売価格は、「Limit3Dアイアン」の価格より18%程度低く設定されるという。

コブラゴルフは、これまでに3Dプリンターで製造した「3Dプリントパター」などを製造し、ゴルフ界においては比較的早期から3Dプリンターの活用を始めている。

「Limit3Dアイアン」の開発に関する詳細な情報については、コブラゴルフのライアン・ローチディレクターが来月2025年2月4日にニューヨークで開催されるアディティブ・マニュファクチャリング戦略会議で説明する予定。