アディダスが新型スニーカー「アルアフェッジ4DFW18」をリリース https://www.3dprintingmedia.network/adidas-launches-new-alphaedge-4d/

アディダスが新型スニーカー「アルアフェッジ4DFW18」をリリースした。アルアフェッジ4DFW18は同社の最新シリーズで、ミッドソールをアメリカの3Dプリンターメーカーのカーボンが製造している。価格は300ドル(約33,000円)からとなっている。

アルアフェッジ4DFW18のリリースについて、アディダスのフューチャーデザイン担当ディレクターのクラウス・ロースホーベン氏は、「アルアフェッジ4DFW18は、我が社の最も意欲的なミッドソールを搭載したシリーズです。我々が掲げるフューチャークラフトイノベーションというコンセプトを体現し、製造プロセスそのものを再考させるのみならず、(スニーカー製造のための)データドリブンの新たな切り口を提供してくれます」とコメントしている。

アルアフェッジ4DFW18は、ラティスデザインと呼ばれる網状のデザインが特徴で、安定性とピンポイントエネルギーリターンが得られるというメリットがある。ミッドソールはカーボンのDSL3Dプリンターで製造されている。

スニーカーづくりに3Dプリンターを導入する機運は世界的に高まっている。アメリカの大手スポーツブランドのNikeも、マラソンランナーに最適化されたカスタマイズドシューズの製造を開始すると発表している。イギリスのスポーツブランドのリーボックも、カスタマイズド3Dプリントスニーカーの販売をアメリカで開始すると発表している。