HP、2016年10月末決算を発表 https://commons.wikimedia.org/wiki/File:HP_New_Logo_2D.svg

パソコン・プリンター製造大手のHPが、2016年10月末決算を発表した。

2015年11月1日から2016年10月末までの一年間の売上は482億ドル(約5兆3020億円)で、対前年比で6%低下した。経常利益は25億ドル(約2750億円)で、前年の46億ドル(約5060億円)から大幅に低下した。

事業部門別ではノートブックの売上が対前年比で6%、デスクトップパソコンが同じく2%、それぞれ増加した。一方、プリンター事業では消耗品の売上が対前年比で12%低下し、足を引っ張った。

HPは今年から工業用3Dプリンター事業に進出し、独自開発したマルチジェット・フュージョン3Dプリンターの出荷を開始している。

一方で、業績の低下を受けて同社は今年10月に従業員4千人の削減を含む一連のリストラクチャリングの計画を発表している。