グーグルの幹部が10年後に3Dプリント衣服が一般的になると予想 https://jp.pinterest.com/

グーグルの幹部が10年後に3Dプリント衣服が一般的になると予想し、話題になっている。

予想したのはグーグルのマシンラーニング分野の専門家レイ・カーツウェル氏。同氏によると衣類用素材の広がりとCADソフトの普及により衣服を3Dプリンターで製造することが一般的になるとしている。

同氏は特に衣服をデザインするためのソフトウェアがオープンソースで共有され、プロのデザイナー以外のファッションに興味を持つ一般の人々が自由に衣服を3Dプリンターで製造する事が当たり前になるとしている。また、2020年頃までにネットを介して人々が自分の好きなデザインで直接3Dプリンターから衣服を出力するサービスが普及するとも予想している。

カーツウェル氏はこれまでにスマートフォン、自動運転車、ウェアラブルデバイスの登場を予言したことで知られている。

3Dプリンターをファッションの領域に取り込む機運は世界的に高まっている。これまでにニューバランス、アディダスなどの靴メーカーがオリジナルシューズの3Dプリンターによる製造を始めている他、一部著名なファッションデザイナーが3Dプリンターの活用を始めている。3Dプリンターの性能向上とソフトウェアの普及に伴い、ファッション領域への3Dプリンターの普及は今後さらに進みそうだ。