米カリフォルニア州オークランドに拠点を置く3Dプリント住宅メーカーのマイティ・ビルディングズが身売りを検討していると、アメリカ現地メディアが報じている。報道によると、マイティ・ビルディングズはニュージャージー州を拠点にする金融サービス会社のロック・クリーク・アドバイザーと共同で、自社業務の営業譲渡などによる売却を検討しているという
マイティ・ビルディングズのチーフ・ピープルズ&リーガルビジネスオペレーション・マネージャーのジェニファー・ファーレー氏は自らのLinkedInのポストに「(マイティ・ビルディングズを購入することは)戦略的な投資家の皆さんにとって、サステナブルでレジリエントな住宅づくりをするという革命的な事業を継続するという、驚くべき機会を提供することになるでしょう。才能あふれるプロフェッショナル、サプライチェーン、エンジニアリング、マテリアルサイエンス、ファイナンスからHRまで、優秀な人材をまとめて確保できます」とコメントし、マイティ・ビルディングズが売却中であることを認めている。
ロック・クリーク・アドバイザーも別のLinkedInポストで、マイティ・ビルディングズが売却中であり、オファーの期限を2025年2月14日に設定しているとコメントしている。
マイティ・ビルディングズは、独自開発したロボットアーム型建設3Dプリンターを使い、プレハブ住宅をカリフォルニア州オークランド工場で製造している。マイティ・ビルディングズへは日本のベンチャーキャピタルのAbies Ventures株式会社も出資している。