スリーディーシステムズがストラタシスとの合併契約交渉期日を設定

ストラタシスに買収テンダーオファーを提案しているスリーディーシステムズが、ストラタシスとの合併契約交渉期日を設定した。現地時間の2023年7月28日に発表されたスリーディーシステムズのプレスリリースによると、スリーディーシステムズは2023年8月4日をデューデリジェンス(買収前監査)と合併契約交渉の終了日に設定するとしている。

スリーディーシステムズはストラタシスの株主に対し、ストラタシスの株式1株を現金7.50ドルと合併後の新会社の株式1.5444株で買取るテンダーオファーを提案している。テンダーオファーをストラタシスの株主が受け入れた場合、ストラタシスの株主は合併後の新会社の44%を保有することになる。

スリーディーシステムズと同時にストラタシスにテンダーオファーを提案していたイスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションは、アメリカ現地時間の2023年7月28日にストラタシスへのテンダーオファーを取り下げ、買収を断念すると発表した。また、ストラタシスの株主に対して求めていたナノ・ディメンションが推薦する取締役候補を取締役に選任する依頼も取り下げると発表している。