ヨアヴ・ニッサン・コーエン氏がナノ・ディメンションの取締役に就任

ヨアヴ・ニッサン・コーエン氏がナノ・ディメンションの取締役に就任する。同氏の取締役就任とともに、2000年3月から取締役を務めていたヤロン・エイタン氏が退任する。

コーエン氏はニューヨークのGEの研究開発センターで研究員としてのキャリアをスタートさせ、1993年に半導体メーカーのタワーセミコンダクターの立上げに参加し、同社のCEOを長らく務めていた。その後同社をNASDAQAに上場させ、同社を半導体業界におけるリーディングカンパニーに育て上げた。

コーエン氏はその後、大手ベンチャーキャピタルのパートナーを務めた後、別の半導体メーカーのアミモンのCEO兼会長や、複数のテック企業の会長職などを務めた。

コーエン氏の取締役就任について、ナノ・ディメンションのヨアヴ・スターンCEOは、「ヨアヴ・ニッサン・コーエン博士の半導体業界におけるバックグラウンドと、数多くの企業のトップエグゼクティブとしての豊富な経験は、ナノ・ディメンションにとって極めて重要なものになるでしょう。ナノ・ディメンションが成長を続ける中、取締役としてナノ・ディメンションをリードし、モニターしてくれることを期待しています」とコメントしている。