スリーディーシステムズが本社キャンパスを拡張

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、サウスカロライナ州ロックヒルにある本社キャンパスを拡張する。10万平方フィート(約9290平方メートル)の拡張計画は、昨年発表された同社のリストラクチャリング・事業再構築計画の一環として行われるもので、拡張された施設では主にメタルパウダーやポリマー系素材の製造などが行われる。今回の拡張により、新たに50人が雇用される。

拡張計画について、スリーディーシステムズのジェフ・グレイブズCEOは、「スリーディーシステムズは世界的な企業になりましたが、サウスカロライナを長らく本拠地としてきています。ロックヒル・キャンパスを拡張することでビジネスの効率性をさらに高め、イノベーションを加速し、インダストリースケールでのアディティブ・マニュファクチャリングの顧客獲得が可能になります」とコメントしている。

サウスカロライナ州選出のリンジー・グラハム上院議員も、「スリーディーシステムズが地元サウスカロライナで施設を拡張することを嬉しく思います。スリーディーシステムズはアディティブ・マニュファクチャリング業界のリーダーとして、アメリカと世界の顧客に数々のソルーションを提供しています。今後もマニュファクチャリングのパワーハウスとしてのアメリカの力をさらに高めてくれるでしょう」と歓迎するコメントを発表している。