イタリアの3Dプリンティング・サービスビューローがストラタシスの大型3Dプリンターを導入

イタリアの3Dプリンティング・サービスビューロー3DnAが、ストラタシスの大型3Dプリンター「ストラタシスF9003Dプリンター」を導入した。3DnAは、長らくストラタシスのフォルタス450mcシリーズを使用してきたが、新たにリプレースする。3DnAは、サービスの提供範囲を鉄道やバスなどの交通機関やドローンなどの領域へ広げたいとしている。

「ストラタシスF9003Dプリンター」は、造形サイズ914.4 x 609.6 x 914.4 mmの大型3Dプリンターで、造形品質の高さに定評がある。ABSなどのポリカーボネート系素材に加え、ナイロン12CF、アンテロ800NA、ULTEM9085、ULTEM1010などのエンジニアリングプラスチック系素材が利用できる。

3DnAのジェネラルディレクターのアレサンドロ・マンツォ氏は、「フォルタス450mCは、我々のユーザーにデザインからプロダクションまで、あらゆるアプリケーションニーズに対応してきました。特にULTEM9085のようなプロダクショングレードのサーモプラスチックが利用できるのメリットが大きかったです。F900シリーズの導入により、我々のエンジニアと我々の顧客に、アディティブ・マニュファクチャリングのさらなる恩恵をもたらすでしょう」とコメントしている。

3DnAは、イタリア・カンパニア州に拠点を置く3Dプリンティング・サービスビューロー。医療、航空宇宙、自動車などの産業セクターのユーザーに3Dプリンティングサービスを提供している。