EOSがアメリカ市場にインテグラP450SLS3Dプリンターを投入

ドイツのハイエンド3DプリンターメーカーのEOSが、アメリカ市場にインテグラP450SLS3Dプリンターを投入する。インテグラP450SLS3DプリンターはEOSの最新シリーズで、ポリマーパウダーを素材にしたパウダーベッド・フュージョン方式のSLS3Dプリンター。

インテグラP450SLS3Dプリンターのアメリカ市場への投入について、EOSノースアメリカのデービッド・レイCOOは、「(インテグラP450SLS3Dプリンターは)顧客の声を聴き、それに答えることで誕生しました。インテグラP450SLS3Dプリンターは高いサービス性と素材の柔軟性を持ち、サーマルイメージング・カメラの搭載によりワークフローベースのアプローチが可能になります。モノづくりのスケールを簡単にし、研究開発、プロトタイプ製造、最終製品の製造まであらゆる用途にお使いいただけます」とコメントしている。

インテグラP450SLS3Dプリンターは現時点ではアメリカ市場にのみ提供され、価格は49万9千ドル(約5239万円)からとなっている。

EOSは2018年に200万ドル(約2億1千万円)を投資し、テキサス州にテクニカルセンターを設置するなどしてアメリカ市場での営業活動を強化している。同社のSLS3Dプリンターは、航空宇宙や自動車などのモノづくりの領域で幅広く利用されている。