カタール大学がサッカースタジアムの風洞試験用モデルを3Dプリンターで制作

2022年にワールドカップが開催されるカタールで、カタール大学がサッカースタジアムの風洞試験用モデルを3Dプリンターで制作し、話題になっている。

中東で初となるサッカーワールドカップが開催されるカタールは夏の酷暑で知られる。通常夏に行われていたワールドカップは11月の開催に変更される。

一方、11月以降は砂嵐の季節となるため、ベドウィン・テントを模したデザインのスタジアムは風と砂嵐対策が必要となる。カタール大学は各スタジアムのスケールモデルを3Dプリンターで制作し、風洞試験を行うとしている。

風洞試験ではスケールモデルに風を当ててスタジアムの形状変化や温度、砂の影響などがチェックされる。

2022年FIFAワールドカップは2022年11月21日から12月20日まで開催される。