エアバスが完全3Dプリントした飛行機を開発

航空機製造大手のエアバスが完全3Dプリントした飛行機を開発し、話題を集めている。

今月初めにベルリンで開催された航空ショーで公開された飛行機はTHORと名付けられた無人飛行機で、全長3.96メートルの大きさ。すべての部品が3Dプリンターで製造されたという。

THORの製造にはわずか4週間しかかからなかった。

エアバスはすでに自社の最新航空機A350XWBに1,000点もの3Dプリント部品を使用している。

航空機の製造には数百万点もの部品が使用されるが、3Dプリンターで製造される部品点数は年々増えている。航空機製造の分野で3Dプリンターがさらに活用される機運が高まると業界関係者は期待している。