フォームラブズが歯科医療用3Dプリンター「フォームラブズ・フォーム3BL」をリリース

マサチューセッツ州に拠点を置くSLA3Dプリンターメーカーのフォームラブズが、歯科医療用3Dプリンター「フォームラブズ・フォーム3BL」をリリースした。

フォーム3BLは造形サイズ335 x 200 x 300 mmの大きさのSLA3Dプリンターで、生体適合性素材に最適化して設計されている。フォームラブズでは、バキュームフォーミング・アライナー用モデル、サージカルガイド、マキシロフェイシャルモデルの製造などに活用できるとしている。

フォームラブズによると、フォーム3BLは、1日あたり最大48個のアライナー用モデルを製造でき、歯科技工士の生産性を飛躍的に高めるとしている。フォームラブズは、「フォーム3BLは、最低の操作回数で最大の生産性を発揮するよう設計されています。24時間フルタイムで稼働し、たった二回の操作で1日あたり48個のモデルを製造できます」と自社のウェブサイトでアナウンスしている。

フォーム3BLの価格は13,999ドル(約148万3894円)。価格には一年間のデンタルサービスプランが含まれている。

フォームラブズは2012年にマサチューセッツ工科大学のエンジニアらが立ち上げたベンチャー企業。これまでにデスクトップSLA3Dプリンター「Form1」「Form2」をリリースしている他、SLA3Dプリンター用の各種の高機能樹脂を開発している。