パンダエクスプレスがビヨンド・ミートの代替鶏肉料理を全米2300店舗で販売開始

アメリカの大手中華料理チェーンのパンダエクスプレスが、ビヨンド・ミートの代替鶏肉料理を全米2300店舗で販売開始する。発表によると、パンダエクスプレスは自社の人気メニューの「オレンジチキン」にビヨンド・ミートの代替鶏肉を使い、提供する。「オレンジチキンは鶏肉の素揚げに甘辛い醤油ベースのタレをからめたもので、アメリカでは定番の人気中華料理となっている。

ビヨンド・ミートのチーフ・イノベーション・オフィサーのダリウシュ・アジャミ氏は、「パンダエクスプレスと共同でパンダエクスプレスの定番料理を我々の植物由来代替鶏肉で提供できることを嬉しく思います。代替鶏肉を使ったオレンジチキンを全米のお客様へお届けできることに興奮しています」とコメントしている。

パンダエクスプレスは、新商品のプロモーションのため、全米の10の大学キャンパスでパンダエクスプレス・リチャージステーションというポップアップステーションで代替鶏肉オレンジチキンのサンプルを無料提供する。

パンダエクスプレスは1987年からオレンジチキンを販売しているが、これまでにパンダエクスプレスの全売り上げの三分の一を占める人気料理となっている。

パンダエクスプレスは、昨年2021年7月からニューヨークとロサンゼルスの一部の店舗でビヨンド・ミートの代替鶏肉を使ったオレンジチキンの試験販売を行ってきていた。