EOSがロシアの顧客との取引を解消

ドイツのメタル・ポリマー3DプリンターメーカーのEOSが、ロシアの顧客との取引を解消すると発表した。先週勃発したロシアによるウクライナ侵攻を受けての措置とみられる。

EOSのマリエ・ランガーCEOは、自身のLinkedInのアカウントに以下のコメントを投稿した。

「先週起きた事件は、ウクライナにとっての悲劇的な状況について深く考えさせる機会となりました。プーチン大統領とその支持者は民主的国家を侵略しており、独立国としての権利を守ろうと戦っている人を殺しています。それが、EOSが先週金曜日に、人道的および医療目的以外のロシアのすべてのお客様との取引を停止すると決断した理由です。この決断は私たちのビジネスに少なからぬ影響を与えますが、それは関係ありません。大切なのは民主主義の価値観を守ることであり、そのために動くことです。(以下略)」

世界主要各国の経済界でロシアとの商取引を解消する動きが広がりつつあるが、アディティブ・マニュファクチャリング業界でロシアとの商取引を解消するケースは、このEOSのケースが初と見られる。ロシアは世界的な金融決済システムSWIFTから除外される見通しで、今後EOSの動きに追随するケースが増えてくるものと見られる。