サトリ3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが開始から10時間で目標金額を獲得

イギリス・ロンドンに拠点を置くサトリ3Dプリンターのキックスターターキャンペーンが、開始から10時間で目標金額を獲得して話題になっている。サトリ3Dプリンターが開始したのは同社の新型SLA3Dプリンター「サトリVL2800シリーズ」のキャンペーン。調達目標金額は5万ポンド(約775万円)だった。キャンペーン終了まで34日を残した今日時点で、46人のバッカーから67,312ポンド(約1049万円)の資金を獲得している。

なお、キックスターターでの販売価格は、スーパーアーリーバード価格で2,150ポンド(約33万3250円)となっている。サトリVL2800シリーズ開発チームとの夕食会や製品ローンチパーティーなどへの参加権もついた「サトリ・エンライトメント」パックも8,000ポンド(124万円)で販売されている。

サトリVL2800シリーズは、独自開発されたVL2800MSLAシステムをベースにしたSLA3Dプリンターで、造形サイズは最大27.8cm x 15.6 cm x 30 cm。12.8インチの6Kモノスクリーン操作パネルを搭載している。

サトリ3Dプリンターでは、サトリVL2800シリーズの出荷を2021年9月より開始するとしている。

サトリ3Dプリンターは、オックスフォード大学出身の中国人女性起業家のチェンギシィ・ワン氏が立ち上げた3Dプリンターメーカー。同社は過去にも一度キックスターターキャンペーンを展開し、目標金額の獲得に成功している。