アメリカの人気ドキュメンタリー番組がICONを特集

アメリカの人気ドキュメンタリー番組の「60ミニッツ」が、アメリカの建設3Dプリンティング企業のICONを特集して話題になっている。番組に登場したICONのジェイソン・バラードCEOは、番組司会者のレスリー・ストール氏に対し、建設3Dプリンティングは建設業界における「ライト兄弟による飛行機の発明に匹敵するパラダイムシフト」であるとコメントし、同社が建設している3Dプリント住宅の実際の建設方法や、建設3Dプリンティングのメリットなどについて説明した。

バラードCEOはさらに、同社の3Dプリント住宅は風速200マイル(秒速89.4キロメートル)の強風にも耐えられ、シロアリの被害も受けず、特に自然環境が厳しいエリアにおいて最適な住宅であると説明した。

ICONの3Dプリント住宅を購入するのはどのような客層かと言う司会者の質問に対しては、ICONはもともと低所得層をターゲットに設立したと回答した上で、「3%程度の利益しか乗せられないような住宅を建設していたら経営破綻する」と発言した。

「60ミニッツ」は、CBSネットワークが制作・放送しているドキュメンタリー番組。1968年から放送されていて、テレビガイド誌の「史上もっとも優れたテレビ番組50選」にも選出されている。