アインシュタインが子供時代に愛した玩具の3Dモデルを無料で配布 http://www.openeinstein.com/

アインシュタインが子供時代に愛した玩具の3Dモデルを無料で配布するプロジェクトが立ち上がり、3Dプリンターコミュニティの話題になっている。

「オープン・アインシュタイン」と題されたプロジェクトを立ち上げたのは玩具メーカーのレゴや家具販売大手IKEAなどが中心メンバーのリアル・プレイ・コアリション。リアル・プレイ・コアリションは、子供達に遊ぶ事の大切さを教える事を設立目的にしている。

「本当の遊びとは、子供達に世界との関りを持たせ、彼らを取り巻く環境のすべてから学ばせる事です。精神的にも身体的にも世界と関わらせるに際し、遊びは彼らを勇気づけ、一生を通じて学んだり創造したりさせる力を与えます。遊びは子供達の基本的な権利なのです」とリアル・プレイ・コアリションは説明している。

無料配布されるアインシュタインが愛した玩具は「アンカーストーン・ブロック」と呼ばれるブロックで、19世紀末にドイツで人気だったもの。160の小さな石のブロックで、レンガ、ライムストーン、スレートなどの素材でできている。

子供時代のアインシュタインはその玩具をこよなく愛し、複雑な構造のものを組み立てたりしていたという。多くの人が、玩具がアインシュタインに与えた影響は小さくないとしている。

「アンカーストーン・ブロック」の3Dモデルはリアル・プレイ・コアリションのウェブサイトにてダウンロードできる。ダウンロードした3Dモデルは自由に3Dプリンターで出力できる。