Hause.meが世界最小クラスの3Dプリントマイクロハウスの販売を開始

アメリカのマイクロハウスメーカーのHause.meが、世界最小クラスの3Dプリントマイクロハウスの販売を開始した。マイクロハウスは広さ120平方フィート(約11.15平方メートル)の大きさで、ボックスタイプのオフグリッドプレハブ住宅。内部にはキッチン、ベッド、家具、トイレが備え付けられており、Hause.meによると、設置にかかる時間はわずか60分で、直ちに入居できるという。なお、価格は5万ドル(約550万円)からとなっている。

Hause.meによると、アメリカのほとんどの州では広さ150平方フィート以下の住宅には建設許可が必要なく、マイクロハウスを購入することで住宅の取得にかかるコストと時間を大幅に削減できるという。また、マイクロハウス設置に際しては、Hause.meのスタッフが設置場所の自治体などに設置が可能か確認するとしている。

Hause.meは、シアトルに拠点を置くマイクロハウスメーカー。これまでにマイクロハウスシリーズの他に、カップル用オフグリッド住宅mOneや、家族用オフグリッド住宅mTwoをリリースしてきている。Hause.meは、住宅の製造に大型建設3Dプリンターを利用している。