EOSが200万ドルを投資、アメリカ市場への対応強化へ https://www.tctmagazine.com/tct-events/3d-printing-at-rapid-tct/eos-launches-eos-p-810-3d-printer-pekk-aerospace/

ドイツのハイエンドメタル3DプリンターメーカーのEOSが200万ドル(約2億2千万円)を投資し、アメリカ市場への対応を強化する。投資資金はテキサス州のテンプル工場の拡張や、研究開発機能の増強、ロジスティクスシステムの改良などに使われるという。

今回の投資についてEOSノースアメリカのドニー・ヴァネリCOOは、「この投資の主な目的はアディティブ・マニュファクチャリングのための新素材を開発することです。我々が提供する素材ソルーションが、この業界における成功を約束する主要な要因になってきています。過去数年において、我々は航空宇宙から医療の分野まで、新しい素材を開発するために努力を重ねてきました。今後も一層努力する所存です」とコメントしている。

また、同じくテキサス州にあるテクニカルセンターも強化し、北米市場のユーザーのサポートのクオリティをさらに高めるとしている。EOSノースアメリカのコーメリス・ヘーガン氏は、「顧客満足度が我々の目標であり、新しいテクニカルセンターは、より正確で効率的、そしてコスト効率の高いサポートを提供することになるでしょう」とコメントしている。

EOSは1989年設立、アディティブ・マニュファクチャリングの世界におけるリーディングカンパニー。同社のメタル3Dプリンター、ポリマー3Dプリンターは、航空宇宙、自動車などのモノづくりの領域で広く利用されている。