Robozeがハーバード大学のセミナーに登壇

イタリアの3DプリンターメーカーのRobozeが、ハーバード大学のセミナーに登壇するとして話題になっている。「サステイナブルプラスチックの未来」と題されたセミナーはハーバード大学ベルファーセンターが主催するもので、現地時間の今年2022年4月28日に開催される。

Robozeの創業者でCEOのアレッシオ・ロルッソ氏は、「我々は現在、あらゆるコストと必要な努力を投入して、サプライチェーン全体の管理手法を再構築しています。3Dプリンティングテクノロジーは、CO2排出ガス問題にチャレンジし、物流と製造時間を効率化するためのベストなソルーションのひとつです。我々が今すぐ必要な行動を起こし、プラスチックの廃棄問題に取り組まなければ、我々そのものが問題の一部となってしまいます。Robozeは問題の一部にはなりたくありません。我々は、問題解決の当事者になりたいのです。我々のサーキュラーエコノミープログラムはゼロウェイストを実現し、真のソルーションを提供します」とコメントしている。

Robozeは、今年2022年1月よりユーザーから3Dプリンター用廃材や不要になった3Dプリントパーツを回収してリサイクルするサーキュラーエコノミープログラムを開始している。リサイクルされた「サーキュラーフィラメント」は、Robozeの通常のフィラメントよりも低価格で販売される。