ストラタシスが2022年度通年決算を発表

アメリカの大手3Dプリンターメーカーのストラタシスが、2022年度通年決算を発表した。それによると、同社の2022年度の売上高は6億5150万ドル(約879億5250万円)で、前年比で7.3%のプラスとなった。GAAP(米国標準会計基準)ベースの営業収支は1350万ドル(約18億2250万円)の黒字で、前年の170万ドル(約2億2950万円)の赤字から黒字転換を果たした。修正後EBITDA(利子、税、減価償却前利益)は3610万ドル(約48億7350万円)で、前年の2260万ドル(約30億5100万円)から増加した。

ストラタシスのヨアブ・ツァイフCEOは、「我々の製品、特にアディティブ・マニュファクチャリングポリマーシステムと消耗部品に対する需要の存在が強く示されていることに鼓舞されています。我々の製品部門とカスタマーサービスの売上は、企業の支出調整が段階的に緩和されてゆくにつれてさらに増加することが期待されています。これまでに築き上げてきた技術基盤とともに、我々は市場シェアのさらなる拡大のための優位なポジションを確保しています」とコメントしている。

2022年度通年決算の発表とともに、ストラタシスは2023年度通年の売上高を6億2000万ドル(約837億円)から6億7000万ドル(約904億円)のレンジにアップデートした。