マクドナルドがドイツでビヨンド・ミートの代替チキンナゲットの販売を開始

マクドナルドがドイツでビヨンド・ミートの代替チキンナゲットの販売を開始する。現地メディアの報道によると、マクドナルドはドイツ国内の1,400店でビヨンド・ミートが開発した植物由来代替チキンナゲットを2月22日から開始する。

マクドナルドは、2年前からドイツ、イギリス、アイルランド、オーストリア、オランダでビヨンド・ミートの代替肉を使ったマックプラントバーガーを販売している。いずれの国においてもマックプラントバーガーは、レギュラーメニューとして定着している。

ビヨンド・ミートによると、代替チキンナゲットは大豆、トウモロコシ、小麦、てんぷら粉を原料に製造されているという。ビヨンド・ミートは、自社の一部の代替肉の製造に3Dプリンターを使っているが、代替チキンナゲットの製造に3Dプリンターが使われているかについては明らかにしていない。

ビヨンド・ミートについては、業績不振からレイオフの実施を余儀なくされるなど、暗いニュースが続いている。ドイツでの代替チキンナゲットの販売開始は、ビヨンド・ミートにとって久しぶりに明るいニュースとなったようだ。

ビヨンド・ミートは、今月2月23日に2022年度第4四半期決算を発表する予定。