アメリカの大手3Dプリンターメーカーのスリーディーシステムズが、アメリカのストックカーレーシングチームのスチュワート=ハース・レーシングとパートナーシップ契約を締結した。現地メディアの報道によると、スチュワート=ハース・レーシングはスリーディーシステムズのProX800ステレオリソグラフィー3Dプリンターやフィギュア4スタンドアロン3Dプリンターを使い、レーシングカーのパーツの製造などを行う。
スチュワート=ハース・レーシングは、これまでにProX800ステレオリソグラフィー3Dプリンターを使い、レーシングカーのエアロダイナミクスコンポーネントのプロトタイピングなどを行ってきていた。
スチュワート=ハース・レーシングのプロダクションマネージャーのルノー・ヴァン・ランディングハム氏は、「スチュワート=ハース・レーシングにとって、スリーディーシステムズのようなテクニカルパートナーを持つことは非常に重要です。レーシングカーのパーツ製造にかかる時間を大きく削減でき、レーシングカーのタイムそのものを大きく削減できます」とコメントしている。
スチュワート=ハース・レーシングは2002年設立のストックカーレーシングチーム。モンスターエナジー・NASCARカップ・シリーズ及びエクスフィニティ・シリーズ に参戦している。