シェイプウェイズがカーボンの3Dプリンター出力サービスを開始 https://3dprintingindustry.com/news/shapeways-user-sets-fire-five-3d-printing-materials-science-31818/

ニューヨークに拠点を置くサービスビューロー大手のシェイプウェイズが、カーボンの3Dプリンター出力サービスを開始する。今週締結されたパートナーシップ契約に基づくもので、シェイプウェイズはカーボンのDLS3Dプリンターを使い、オンデマンドで3Dプリンティング出力サービスを提供する。

なお、素材はエラストメリック・ポリウレタン、リジッド・ポリウレタン、ウレタン・メサクリレートの三種類が利用可能。

カーボンは独自開発したデジタル・ライト・シンセシス技術を用い、従来のSLA方式の3Dプリンターよりも高速で高品質の3Dプリンティングを実現している。同社の3Dプリンターはこれまでに、アディダス、BMW、ランボルギーニなどに採用されている。同社にはニコンを含む複数の日本企業も出資している。

カーボンとのパートナーシップ契約の締結について、シェイプウェイズのグレッグ・クレスCEOは、「シェイプウェイズは、イノベーションを生み出しビジネスを創造するすべての起業家に3Dプリンティング技術へのアクセスを提供します。カーボンとのパートナーシップ契約の締結により、我々のそのミッションを実現し、顧客の業界の垣根を超えることが可能になります」とコメントしている。

シェイプウェイズは2007年にオランダの大手家電メーカーのフィリップスの社内ベンチャーとして設立された。今日までにサービスビューロー・3Dプリンティング出力のグローバルリーディングカンパニーとして君臨している。