シェイプウェイズがSPACとの合併を完了

ニューヨークに拠点を置く3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手のシェイプウェイズが、SPAC(特別買収目的会社)のガリレオ・アクイジション・コーポレーションとの合併を完了させた。これにより、現地時間の9月30日からニューヨーク証券取引所でSHPWのティッカーシンボルで同社株式の売買が始まる。

シェイプウェイズのグレッグ・クレスCEOは、「我々のチームが成し遂げたことを誇りに思い、また上場企業として新たな旅を開始できることに興奮しています。今年初めに合併を発表してから売上と利益を大きく伸ばすことができました。これからも様々なニーズを抱えるユーザーにサービスを提供してゆきます。シェイプウェイズは、グローバルのマニュファクチャリング市場において極めてユニークなポジションに位置しています」とコメントしている。

シェイプウェイズは2007年にオランダの大手家電メーカー・フィリップスの社内ベンチャーとして設立された。これまでに10種類以上の3Dプリンターを活用し、各種の3Dプリンティングサービスを提供してきている。同社には、有力ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツやユニオンスクエア・ベンチャーズなどが出資している。