カーネギーメロン大学にアディティブ・マニュファクチャリング修士課程プログラムが登場

アメリカの名門私立大学のカーネギーメロン大学に、アディティブ・マニュファクチャリング修士課程プログラムが登場して話題になっている。2学期で構成されるプログラムは同大学のエンジニアリングサイエンス専攻の学生を対象にしたもので、アディティブ・マニュファクチャリングのデザインや実際の製造方法などを指導する内容になっている。

プログラムには教室での講義に加えて、研究施設でのコースワークも含まれているという。アディティブ・マニュファクチャリングを座学で教えるプログラムはアメリカの他の大学でも提供されているが、アディティブ・マニュファクチャリングのコースワークを行うのはカーネギーメロン大学が初と見られる。

カーネギーメロン大学は、1900年に鉄鋼王アンドリュー・カーネギーが設立したカーネギー技術大学に端を発する私立大学。異なる学術間の交流が活発で、それを推進・実施している大学としても知られている。特に演劇専門とコンピューターサイエンス専門の二人の教授がキャンパス内に設立した「テクノロジー・エンターテイメント・センター」が有名で、世界中のゲームメーカーが留学生を送っている。

1965年にカーネギー工科大学とメロン工業研究所が合併して現在のカーネギーメロン大学となった。カーネギーメロン大学はペンシルバニア州ピッツバーグに拠点を置いている。