マテリアライズが2022年度第二四半期決算を発表

ベルギーの3Dプリンティング・サービスビューロー・3Dプリンティング関連ソフトウェア開発のマテリアライズが2022年度第二四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は5800万ユーロ(約81億2000万円)で、前年同期比で14.5%の増加となった。

部門別の売上高では、マニュファクチャリング部門の売上高が2660万ユーロ(約37億2400万円)で、前年同期比で14.2%の増加となった。医療部門の売上高は2090万ユーロ(約29億2600万円)で、前年同期比で18.9%の増加となった。ソフトウェア部門の売上高は1060万ユーロ(約14億8400万円)で、前年同期比で6.1%の増加となった。

マテリアライズのフリード・ヴァンクラインCEOは、「当期においては、我が社の主力事業領域である自動車業界において一定の利益を確保することができました。特に大型のSLA3Dプリンターを使ったプロジェクトが利益に貢献しました。また、メタル3Dプリンティングについても、コロナのパンデミック前の水準のターンオーバーに戻すための努力をしました」と説明している。

マテリアライズは1990年にウィルフレッド・ヴァンクラインやピーター・レイズらが設立した、ベルギーで最初の3Dプリンティング・サービスビューロー。アディティブ・マニュファクチャリングの世界では老舗企業として知られている。