エッセンシアムとSPACとの合併計画が破棄

アメリカの3Dプリンティングサービスビューロー大手のエッセンシアムと、SPAC(特別買収目的会社)のアトランティック・コーストラル・アクイジション・コーポレーションとの合併計画が破棄された。発表によると、合併計画はアトランティック・コーストラル・アクイジション・コーポレーションの申し入れにより破棄されたという。破棄の具体的な理由については明らかにされていない。

アトランティック・コーストラル・アクイジション・コーポレーションのシャハーブ・アーマッド会長兼CEOは、「エッセンシアムの今後の挑戦に期待をしています。アトランティック・コーストラルは、今後も株主利益を最大化するためにモビリティスペースの領域におけるトランスフォーメーショナルな企業への投資を続けてゆきます」とコメントしている。

エッセンシアムとアトランティック・コーストラル・アクイジション・コーポレーションは昨年2021年12月に合併契約に署名し、今年2022年第一四半期中のNASDAQへの上々を予定していた。

エッセンシアムは、テキサス州オースティンに拠点を置く3Dプリンティングサービスビューロー。主に航空宇宙などの産業ユーザーに対して各種の3Dプリンティングサービスを提供している。