フォーティファイがシリーズA投資で1000万ドルの資金調達に成功

米マサチューセッツ州ボストンに拠点を置く3Dプリンティング・サービスビューローのフォーティファイが、シリーズA投資で1000万ドル(約11億円)の資金調達に成功した。

出資したのはアクセル、ネオトライブ、プレリュード・ベンチャーズ、メインスプリング・キャピタル・パートナーズなどのベンチャーキャピタル。出資割合やバリュエーションなどの情報は明らにされていない。

フォーティファイはフラックスプリント・テクノロジーとデジタル・ライト・プロセシングを使い、特に精密な3Dプリンティングを得意としている。航空宇宙や自動車などの業界ユーザーを増やし、近年では従業員数を倍増するなど事業を拡大している。

フォーティファイに出資したアクセルのエリック・ウルフフォールド・パートナーは、「フォーティファイはアメリカの製造業を蘇らせるための特別なポジションに位置しています。フォーティファイの全チームをサポートし、製造業の新たなスタンダードを確立するのを手伝えることに興奮しています」とコメントしている。

フォーティファイは一年前にもシードファンディングで250万ドル(約2億7500万円)の資金を調達している。今回の資金調達で、フォーティファイが調達した資金の総額は1250万ドル(約13億7500万円)になった。