メーカーボット・インダストリーズが新型3Dプリンター「メソッドX」をリリース

大手3Dプリンターメーカーのストラタシスの傘下のメーカーボット・インダストリーズが、新型3Dプリンター「メソッドX」をリリースした。メーカーボット・インダストリーズによると、「メソッドX」は「破壊的な価格」を持つ工業用3Dプリンターだという。

「メソッドX」は、最新のホットエンド、プリンティングチェンバー、デュアルパフォーマンスエクストルーダーを実装した本格的3Dプリンターで、一般的なFDM方式の3Dプリンターの二倍のスピードで高精度の造形が可能。素材はABSとPLAに加え、PETGフィラメント、メーカーボット・タフフィラメントが利用できる。また、ストラタシスの純正サポート材水溶性PVAも利用できる。なお、造形サイズは190 x 190 x 196 mmとなっている。

「メソッドX」について、メーカーボット・インダストリーズのナダヴ・ゴシェンCEOは、「メソッドXを市場に投入することで、価格とパフォーマンスのバリアを破壊することができます。メソッドXは、一般的なデスクトップ3Dプリンターと工業3Dプリンターのギャップを埋める画期的な3Dプリンターです」とコメントしている。

「メソッドX」のアメリカでの販売価格は4,999ドル(約55万円)から。メーカーボット・インサイドセールスのウェブサイトで注文できる。