コンツアー・クラフティング、商用建設3Dプリンターの製造開始へ https://zbrella.com/blog/contour-crafting-3d-print-entire-homes-24-hours-site/

建設3Dプリンターの世界的権威、南カリフォルニア大学のベロク・コシュネヴィス教授率いる建設3Dプリンターメーカーのコンツアー・クラフティングが、商用建設3Dプリンターの製造を開始する。

コンツアー・クラフティングの建設3Dプリンターは24から40フィートの範囲で造形が可能で、一般的なトラックで運搬が可能。製造はロサンゼルス近郊の街エル・セガンド市で行われるという。

コンツアー・クラフティングは既に第一号機を受注しており、2018年初頭にユーザーへデリバリーする予定という。

商用建設3Dプリンターの製造開始を受け、コンツアー・クラフティングではベンチャーキャピタルのDokaベンチャーズから投資を受けいれた。投資後もコシュネヴィス教授が引き続きコンツアー・クラフティングの筆頭株主兼CEOを務める。なお、DokaベンチャーズからはCFOが送られるという。

現在世界規模で建設3Dプリンターの普及が進みつつあるが、コシュネヴィス教授は建設3Dプリンターの黎明期から開発に関わっていた建設3Dプリンター分野の第一人者。教授が立ち上げたコンツアー・クラフティングは早くから3Dプリンター、建設業界関係者の注目を集めていた。