フード3Dプリンター市場が2025年に4億7295万ドル規模へ成長

全世界のフード3Dプリンター市場が、2025年に4億7295万ドル(約501億3270万円)規模へ成長すると予想したレポートが発表された。アメリカの市場調査会社レポートリンカーの「3Dフードプリンティング・マーケットリサーチ」と題されたレポートによると、2019年時点で9871万ドル(約104億6326万円)規模のフード3Dプリンター市場は年率29.84%で成長を続け、2025年までに同規模に成長するとしている。

フード3Dプリンターの種類では、炭水化物系素材、乳製品、小麦粉系生地、野菜果物、プロテインなどを素材とするフード3Dプリンターの利用が広がるとしている。

メーカーでは、バリラグループ、ビーヘックス、キャンディファブ、チョコエッジ、Dシステムズ、ナチュラルマシーンズ、プリント2テイスト、システムズ・アンド・マテリアルズ・リサーチ、TNOなどのプレーヤーが台頭すると予想している。

また、世界的な感染拡大が続く新型コロナウィルスのパンデミックの影響についても言及し、パンデミックがあらゆる産業に影響を与え、サプライチェーンなどに変化を生じさせているとするものの、フード3Dプリンターの利用や普及については直接的な影響は少ないと予想している。

現時点では、フード3Dプリンターは一部の飲食店などにおいて試験的に使われるケースが多く、本格的な利用が始まったとはみられていない。飲食店や家庭などにおいて本格的な利用が始まることがフード3Dプリンター普及の条件になるとみられる。