雪国まいたけが「キノコのお肉」代替肉シリーズの販売開始

雪国まいたけが、2025年2月18日より「キノコのお肉」代替肉シリーズの販売を開始する。「キノコのお肉」シリーズは、マイタケの繊維を活かした肉のような食感を実現した「代替肉」で、現在代替肉市場で主流となっている大豆由来代替肉とは一線を画す製品となっている。

雪国まいたけでは、そのまま食べられる「キノコのお肉」シリーズのほかに、炊き込みご飯ができる「雪国まいたけご飯の素・キノコのお肉入り」などのラインアップを揃える。

「キノコのお肉」シリーズは、雪国まいたけが「キノコで何ができるかを研究して生まれた食材」で、マイタケの繊維を活かし、高食物繊維、低糖質、低脂質ながら肉のようなうま味と食べ応えを実現したとしている。

市場調査会社シードプランニングによると、世界の代替肉の市場規模は2020年に110億ドル(約1兆6720億円)規模に達し、2030年に886億ドル(約13兆4672億円)規模にまで拡大すると予想されている。代替肉市場は、食肉回避の嗜好が強いとされるヨーロッパ諸国を中心に拡大しており、今後も同様のトレンドが続くと見られている。

海外での代替肉市場の拡大に伴い、日本でも代替肉製品の市場投入が相次いでいる。雪国まいたけの他にも、これまでにカゴメ、マルコメ、日本ハム、大塚食品などのメーカーが代替肉製品を市場に投入している。