Nexa3DがXYZプリンティングのSLS3Dプリンター事業を買収

アメリカの3DプリンターメーカーのNexa3Dが、台湾の3DプリンターメーカーのがXYZプリンティングのSLS3Dプリンター事業を買収することがわかった。買収金額や買収条件などについては明らかにされていない。

買収完了後、XYZプリンティングのSLS3Dプリンター「MfgPro230xS」シリーズと「MfgPro236xS」シリーズは、新たにNexa3Dのブランドで販売される。「MfgPro230xS」シリーズと「MfgPro236xS」シリーズは、いずれもポリマー系パウダーを素材に造形するSLS3Dプリンター。素材はPA11、PA12、PBT、PP、TPU88、TPU75などが使用できる。

Nexa3Dは、XYZプリンティングのSLS3Dプリンター事業買収についての詳細な情報を数週間以内に明らかにするとしている。

Nexa3Dは、2014年にアヴィ・レイチェンタル氏らが設立した3Dプリンターメーカー。アヴィ・レイチェンタル氏は、2003年から2015年までスリーディーシステムズのCEOを務め、同社を世界的な3Dプリンターメーカーに育て上げた。同氏は2015年に業績低迷と株価下落などの責任を取り、スリーディーシステムズのCEOを辞任した。