ネクサ3Dとヘンケルがカリフォルニア州ベンチュラにアディティブ・マニュファクチャリング・カスタマーセンターを開設

アメリカの3Dプリンターメーカーのネクサ3Dとドイツの化学メーカーのヘンケルが、共同でカリフォルニア州ベンチュラにアディティブ・マニュファクチャリング・カスタマーセンターを開設した。ネクサ3Dの本社の敷地内に設けられたセンターでは、各種の3Dプリンティングサービスに加え、3Dプリンター用素材の開発などが行われる。

ヘンケルの3Dプリンティング担当副社長のサイモン・モウソン氏は、「センターでは、すべてのお客様にアディティブ・マニュファクチャリング導入のためのサポートを提供します。アディティブ・マニュファクチャリングに関するハンズオントレーニングや、パイロットプロダクションなども提供し、アディティブ・マニュファクチャリングのベネフィットを最大限に享受していただきます」とコメントしている。

ネクサ3Dは、2014年にアヴィ・レイチェンタル氏らが設立した3Dプリンターメーカー。アヴィ・レイチェンタル氏は、2003年から2015年までスリーディーシステムズのCEOを務め、同社を世界的な3Dプリンターメーカーに育て上げた。同氏は2015年に業績低迷と株価下落などの責任を取り、スリーディーシステムズのCEOを辞任した。