SavorEatが3Dプリント代替豚肉パティの販売を開始

イスラエルの代替肉製造ベンチャー企業のSavorEatが、3Dプリント代替豚肉パティの販売を開始する。同社の代替肉製品ラインナップの最新のもので、グルテンフリーでヴィーガン、アレルゲンフリーであるとしている。

SavorEatの共同創業者でCEOのレイチェル・ヴィズマン氏は、「この新製品は、SavorEatのプライムマーケットであるアメリカ市場のニーズに合わせて開発されました。これまでに実施した数多くの調査によると、この新製品はアメリカのターゲットカスタマーのニーズを完全に満たしています。3Dプリント代替豚肉を販売するのは史上初ですが、バイオ3DプリンターメーカーのSodexoとのコラボレーションにより実現しました」とコメントしている。

SavorEatは、これまでにイスラエルの著名ハンバーガーレストランチェーンのBBBと業務提携契約を締結し、同社の代替肉を使ったハンバーガー試作のパイロットプログラムを開始している。同社は今後、ヨーロッパ、アメリカ、アジア太平洋地域へ進出するとしている。

SavorEatは、2020年12月にテルアビブ証券取引所に株式を公開している。公開直後の同社の時価総額は5120万ドル(約53億7600万円)となっている。