AREVOがカーボンファイバー製ユニボディバイクフレームを3Dプリンターで製造 http://www.3ders.org/articles/20190412-arevo-to-manufacture-3d-printed-carbon-fibre-unibody-frames-for-emery-one-ebike.html

カリフォルニア州サンタクララに拠点を置くスタートアップ企業のAREVOが、カーボンファイバー製ユニボディバイクフレームを3Dプリンターで製造して話題になっている。

AREVOが製造したのはフランコ・バイシクル社の「エメリー・ワン」Eバイク用バイクフレーム。ユニボディのシングルフレームで、従来型のバイクフレームよりも強い強度と安定性を確保したとしている。また、従来型のバイクフレームの製造に18か月かかっていたところ、わずか数日までに短縮できたとしている。

AREVOの共同創業者で会長のヘマント・ベーダ氏は、「このバイクフレームは、史上初の完全アディティブ・マニュファクチャリング工程で製造されたユニボディのバイクフレームであり、アディティブ・マニュファクチャリング業界における重要なマイルストーンです。「エメリー・ワン」のリリースにより、自転車業界の世界的な大変革が始まりました」とコメントしている。

「エメリー・ワン」は、現地時間の今月11日から14日までの日程でカリフォルニア州モントレーで開催されたクラシックバイク展示会で展示された。

AREVOは、昨年7月から自社ブランドの3Dプリント自動車の販売も開始している。