ニュートロジーナがAIを使ったパーソナライズドフェイスマスク製造サービスを開始 http://www.3ders.org/articles/20190104-neutrogena-maskid-is-using-ai-to-3d-print-personalized-face-masks.html

ジョンソン・エンド・ジョンソンのスキンケアブランドのニュートロジーナが、AIを使ったパーソナライズドフェイスマスク製造サービスを開始するとして話題になっている。来週から開催されるラスベガス家電見本市(CES)で公開される。

ニュートロジーナ・マスクiDと名付けられたサービスは、女性一人ひとりの顔の形状に合わせたシート状のフェイスマスクを3Dプリンターで製造するもの。利用者はマスクiDのアプリをスマートフォンにインストールし、スマートフォンのカメラで自分の顔を撮影する。撮影されたデータはニュートロジーナの解析ソフトのニュートロジーナ・スキン360に送られ、AIが顔の部位ごとに必要な栄養素などを分析し、フェイスマスクをデザインする。栄養素の中には肌の状態を改善するためのビタミンCやヒアルロン酸などの栄養素が含まれているという。

フェイスマスクはアプリから直接注文でき、3Dプリンターで製造された後、直接ユーザーへ送られる。

マスクiDを実際に使ってみたユーザーの声として、ジョンソン・エンド・ジョンソンのセバスチャン・ギロン氏は、「お客様は、一人ひとりのスキンケアニーズに応じたパーソナライズド・スキンケアソルーションがもっと早くから存在していればとおっしゃっています。そうした未対応のニーズに対して、シートマスクは完ぺきなソルーションになると思います」とコメントしている。

マスクiDの正式リリースは今年第三四半期からになる見込み。当面はアメリカ市場限定で、価格は未定となっている。