https://www.independent.co.uk/news/world/australasia/guns-3d-printed-australia-seized-police-raid-queensland-a8454486.html
オーストラリアのクイーンズランドで3Dプリント銃の製造者が逮捕された。現地紙のインディペンデントが現地時間の今週水曜日に伝えた。
報道によると、逮捕されたのは27歳の男性で、銃火器の所有、武器の不法製造などを含む12の罪により逮捕されたという。男性は3丁の3Dプリント銃を製造していた。3丁の3Dプリント銃はいずれも形状が違っており、警察は男性が様々なデザインを試していた可能性が高いと見ている。
3Dプリント銃とともに、偽造された運転免許証やクレジットカード、各種の違法ドラッグなども押収された。
アメリカでは先日、世界で初めて3Dプリント銃の製造に成功したコーディー・ウィルソン氏が国務省と和解し、禁止されていた3Dプリント銃の3Dモデルの公開が改めて認められることとなった。ウィルソン氏は、早ければ8月1日から3Dモデルの公開を再開するとしている。
一方、オーストラリアでは銃火器の所有が原則禁止されていると共に、3Dプリント銃の製造や3Dプリント銃の3Dモデルの公開も禁止されている。インターネットというボーダーレスな世界インフラが存在する中、オーストラリア政府が3Dプリント銃をどのように規制してゆくのか、世界中が注目している。