ウルチメーカーがCura3.4ベータ版をリリース https://ultimaker.com/en/products/ultimaker-cura-software

オランダの3Dプリンターメーカーのウルチメーカーが、スライサーソフトのCura3.4ベータ版をリリースした。Cura3.3.1からのバージョンアップとなるCura3.4は、いくつかの新機能の改良が加えられた同社の最新スライサーソフトとなる。

新バージョンではスライシングエンジンがアップグレードされ、インフィルのサポート、クロスインフィルイメージング、ウォールラインカウントのサポートなどが可能になった。

また、オートデスクのInventor、Octoprint、FreeCAD、OpenSCADなどとの連携も可能になった。さらに、ツールボックス、バックアップ、Octoprintプラグインなどのプラグインも強化されている。

Cureはオープンソフトの3Dプリンター用スライサーソフトで、3Dプリンターの世界では最も人気があるスライサーソフトの一つになっている。Cureの開発やバグフィックスには、世界中の3Dプリンターユーザーが参加し、現在も各種の改良などが行われている。なお、Curaの開発にはウルチメーカーが積極的にコミットしている。

Cura3.4は、ウルチメーカーのダウンロードサイトからダウンロードできる。