インビザラインのライバル「スマイル・ダイレクト・クラブ」が経営破綻!

歯科矯正用マウスピース製造最大手のインビザラインに対し、自らライバルを宣言し、市場で同社を猛追していたスタートアップ企業の「スマイル・ダイレクト・クラブ」が経営破綻した。米国連邦破産法第11条の申請はこれまでに完了していおり、同社は事業のゴーイングコンサーンを諦め、「自然消滅する形」を選んだものと見られる。

同事件で管財人を担当したスペンサー・ウィンターズ弁護士が裁判官に語ったことによると、同社はこれまでに2023年9月時点で「事業停止」に向けた各種の活動を展開しており、年内にも到来すると見られている「現金回収猶予期間」を迎える予定とされている。

地元メディアのインタビューに対し、ウィンターズ弁護士は、「機能の時点「スマイル・ダイレクト・クラブ」の経営は全くうまくいっていないことがわかった。これから清算へ向けてのフェーズに移行するが、お得な取引を希望する一般消費者に対しては、この機会を十分に活用して欲しい」とコメントしている。なお、今後サポートが一切提供されないため、「自分がサポートを必要するかどうか、慎重に判断してほしいともコメントしている。

「スマイル・ダイレクト・クラブ」はl2014年設立、業界最大手インビザラインと同程度の歯科矯正用アライナーを大幅にプライスダウンしてティーンエージャーに供給する事業を立ち上げたが、サポートなどに想定以上の費用が嵩み今年2023年9月に経営破綻した。