フランスの医療スタートアップ企業がストラタシスの医療用3Dプリンターを導入

フランスの医療スタートアップ企業のボーン3Dが、ストラタシスの医療用3Dプリンターを導入する。現地の報道によると、ボーン3Dはストラタシスのポリジェット3Dプリンティングシステムを導入し、現地の医療機関向けにカスタマイズド医療デバイスのオンデマンドマニュファクチャリングや臓器モデルの製造などの3Dプリンティングサービスを提供する。また、医療機関が個別に導入するストラタシスの3Dプリンターのサポートなども行う。

ボーン3Dは2018年設立。フランス・パリに拠点を置き、医療機関に各種の3Dプリンティングサービスを提供している。ボーン3Dは2019年に初めてストラタシスのJ750デジタルアナトミー3Dプリンターを導入したのを皮切りに、マルチマテリアルJ5メディジェット3Dプリンターや、Fシリーズ3Dプリンターなどを含む30台以上のストラタシスの3Dプリンターを導入している。

ボーン3Dはまた、2020年の1年間で60台のストラタシスの3Dプリンターをフランスの大学病院などへ納入し、設置、運用、サポートなどの支援を行っている。ボーン3Dが支援している医療機関の数は250に達し、ボーン3Dが支援している医療機関にはパリ大学附属病院、ストラスブール大学附属病院、バセル大学附属病院などが含まれているという。