全世界の新型コロナウィルスの感染者数が8000万人を突破

全世界の新型コロナウィルスの感染者数が8000万人を突破し、8306万3033人となった。累計の死者数も181万2108人に達している。最も多くの感染者数を出しているのはアメリカで、2021万6991人に達している。アメリカの累計死者数は35万778人となっている。二位はインドで、感染者数1026万7283人、死者数14万8774人となっている。

新型コロナウィルスのパンデミックとの闘いに明け暮れた2020年となったが、世界中の3Dプリンター関連企業がPPE(医療用防護用品)などを製造し、医療関係者などへ提供した。アメリカで新型コロナウィルスのパンデミックが始まった3月以降、3Dプリンターメーカーの多くがフェイスシールドなどを製造した。4月には3Dプリンターでロケットを製造しているブルーオリジンもフェイスシールド製造を開始し、医療関係者へ提供した。

フランスでもPPE製造に3Dプリンターを活用された。4月にはパリ最大の病院ネットワークが60台のストラタシスの3Dプリンターを活用し、フェイスシールドなどを製造した。

イギリスでも自動車メーカーのジャガーランドローバーが3Dプリンターでフェイスシールドを製造し、イギリス国内の医療機関へ提供した。

新型コロナウィルスのパンデミックは、未だ収束の兆しを見せていない。パンデミックにより世界各地のサプライチェーンが崩壊したが、3Dプリンターが一部分を穴埋めする形となった。来年も、新型コロナウィルスとの闘いに3Dプリンターが使われる一年になりそうだ。