ドイツで新型コロナウィルスの感染者数が激増

今月11月16日から19日の4日間フランクフルトでFormnext 2021を開催するドイツで、新型コロナウィルスの感染者数が激増している。世界中の新型コロナウィルスの感染状況をモニタリングしているワールドメーターによると、ドイツ現地時間の2021年11月7日現在、ドイツ国内の新規新型コロナウィルスの感染者数は12,788人で、7日平均の感染者数は26,358人となっている。直近7日間に確認された新型コロナウイルスの人口10万人当たりの新規感染者数が201.1人となり、過去最多を記録した。

直近7日間の新規感染者数が10万人当たり491.3人と全国平均の2倍以上を記録した東部ザクセン州では、8日からワクチン未接種者に新たな行動制限が課せられる。

ドイツではワクチン接種率が70%手前で停滞していて、政府当局はワクチン未接種者にワクチン接種を呼び掛けている。

世界最大級のアディティブ・マニュファクチャリング関連展示会のFormnext 2021は、予定通り完全オフラインでの開催が予定されているが、出展者および来場者にはドイツ政府が定める「2Gルール」が適用される。出展者及び来場者がワクチン接種済みか、新型コロナウィルス感染症からの回復したことを証明する医療機関の証明書がないと会場へ入場できない。