デスクトップメタルが2024年度第2四半期決算を発表

アメリカの3Dプリンターメーカーでニューヨーク証券取引所上場のデスクトップメタルが2024年度第2四半期決算を発表した。それによると、同社の同期間中の売上高は3890万ドル(約56億4050万円)で、前年同期の5330万ドル(約77億2850万円)から27%のマイナスとなった。経常収支は1億340万ドル(約149億9300万円)の赤字で、調整後EBTDAも1320万ドル(約19億1400万円)の赤字だった。

減価償却費の増加などからオペレーティングコストが6910万ドル(約100億1950万円)へ増加したことなどが響いた。

デスクトップメタルのリック・フュロップCEOは、「2024年度第1四半期を含めて、我々は9四半期連続でオペレーティングコストの削減を実現し、キャッシュバーンを劇的に減らすことに成功しました。我々はビジネスを再構築し、11回ものの金利引き上げに象徴される低成長経済のもとでもビジネスを遂行できることを証明しました。これまでの成果に誇りを持っています」とコメントしている。

デスクトップメタルは、イスラエルのエレクトロニクス3Dプリンターメーカーのナノ・ディメンションにより公開株式買付で買収された。