デスクトップメタルがマークフォージドを特許侵害で提訴 https://setexasrecord.com/stories/511268018-court-denies-bunch-o-balloons-maker-s-motion-in-patent-infringement-case-against-telebrands

アメリカのメタル3Dプリンターメーカーのデスクトップメタルが、別のアメリカのメタル3Dプリンターメーカーのマークフォージドを特許侵害で提訴した。訴えによると、マークフォージドのメタルX3Dプリンターが、デスクトップメタルの2件の特許を侵害しているという。

特許は3Dプリンターのインターフェース・レイヤーに関するものと、サポートに関するものだという。いずれの特許も2017年に発行されている。

デスクトップメタルは、本件とは別に、デスクトップメタルのインターンだったマティウ・パランギ氏が、デスクトップメタルの企業秘密を彼の兄弟エイブラハム・パランギ氏に不適切に手渡したとする訴えを出している。エイブラハム・パランギ氏は、マークフォージドのテクノロジー・クリエイティブ・ディレクターを務めている。

デスクトップメタルのリック・フュロップCEOは、「メタル3Dプリンティングはエキサイティングで、急速に成長中で、非常な速度で進化している産業です。この業界におけるパイオニアとして、デスクトップメタルは健全で意欲的な競争を歓迎します。しかし、競合企業が我々の特許を侵害する場合は、それに正しく対応する義務があります」とコメントしている。

なお、リック・フュロップCEOは、自らもマークフォージドの取締役を務め、同社へ創業初期の段階から出資していた。

今回の訴訟について、マークフォージドからはアナウンスメント等は出されていない。