シェイプウェイズが2023年度通年決算を発表

3Dプリンティング・サービスビューロー・マーケットプレース運営大手でNASDAQ上場のシェイプウェイズが2023年度通年決算を発表した。同社の2023年度の売上高は3450万ドル(約51億7500万円)で、前年2022年度の3320万ドル(約49億8000万円)から若干増加した。経常収支は4390万ドル(約65億8500万円)で、前年の2020万ドル(約30億3000万円)から倍増した。

シェイプウェイズのグレッグ・クレスCEOは、「2023年度通年では、我々の事業規模とソフトウェアビジネスを拡大することにフォーカスしてきました。ユーザーの変化するニーズとデジタルマニュファクチャリングソリューションに対応するために努力し、あらゆる事業機会を掴もうとしてきましたが、現時点の事業環境は厳しく、セールスサイクルは冗長化し、ビジネス全体も当初期待していたほどにスケールしませんでした」と説明している。

シェイプウェイズは、2023年8月に上場株式市場をニューヨーク証券取引所からNASDAQへ変更した。シェイプウェイズの株は、NASDAQへ移行以後も低迷が続いており、本記事執筆時点(日本時間2024年4月2日)では、同社の株は0.004ドルで取引されている。