Orbexに新CEOと新取締役会会長が就任

スコットランドのスタートアップ系ロケットメーカーのOrbexに、新CEOと新取締役会会長が就任した。CEOに就任したのはベンチャー企業のスケールアップエキスパートのフィリップ・チェンバース氏で、20年以上のベンチャー企業のスケールアップの経験を持つ。同氏がスケールアップした企業にはGumtree、ピーコン、Qypeなどが含まれる。同氏はOrbexに対し、シリーズCファンディングで自ら投資している。

新取締役会会長に就任するのはスペイン宇宙局の長官を務めたミグエル・ベロ氏。ベロ氏はスペイン航空宇宙戦略経済プロジェクトの委員長を長らく務め、スペインの航空宇宙業界における様々なイノベーティブなプロジェクトを率いてきた。直近では、自ら立ち上げたDEIMOSスペースグループのCEOや、アトランティック・インターナショナル・リサーチセンターのCEOを務めている。

OrbexのCEO就任についてチェンバース氏は、「Orbexのチームに合流するにはエキサイティングで、Orbexのビジネスにとって成長のための需要な時期であると認識しています。現在建設中のサザーランド宇宙基地を完成させ、我々の最初のロケット打上げを成功させるために努力を続けてまいります」とコメントしている。